<登場人物>
ロキ
デザイナーを目指す未来からきた女の子。人々にドキドキを届ける一人前のクリエイターになるためにスキルアップの真っ最中。
ボロちゃん
ひょんなことからロキにデザインを教えることになった渋谷に生息するドブねずみクリエイター。ペディグリーチャムが大好物♡
PCを新しくしたいんだけどクリエイター向きのPCってどうやって選ぶの?
確かに細かいところをみて選んでるね!今回はPCの選び方について話していこう!
この記事では、PCを購入検討している方へ選び方を解説していきます!
- 目次
- MacintoshとWindowsの違い?
- デスクトップ型?ノート型?
- CPUについて
- GPUについて
- メモリについて
- ストレージについて
- まとめ
MacintoshとWindowsの違い?
まずPCを選ぶにあたり、PCには大きくApple社のMac(Machintosh)とMicrosoft社のWin(Windows)の2種類があります。
この二つは、OS(オペレーティングシステム)というpcを動かすシステムが違います。
それぞれ特徴がありますが、結論から言うとクリエイター(デザイナー、フォトグラファー、動画エディターなど)はMacを選ぶ方が多い傾向にあります。
MacとWinではOSの違いにより対応しているアプリケーションが変わるので、購入の際は使用予定のアプリケーションが対応しているかを確認しておきましょう。今後やり取りする職種や業界に合わせましょう。
日本のクリエイティブ業界の大多数はMacを使っています。
なぜクリエイティブ業界で多く使われているのかと言うと、それは”データ管理のしやすさ”や”モニターの精度”などがあげられます。
モニターの精度とは、ビジュアル系の創作において正しい色を出せるかが重要で、Macはデフォルトで正しい色に近づけることができます。また、再現できる色域が広いです。Winは色域はそこまで広くないのが現状です。
デスクトプ型?ノート型?
PC購入で次に気になるのが、据置タイプのデスクトップ型なのか?持ち運べるタイプのノート型か?という問題です。
それぞれ特徴をみていきましょう!
・デスクトップ型
本体とモニター、キーボード、マウス等が別々になっている据置型のPCになります。MacではMacProとMacMiniや本体がモニターと一体型のiMacがこちらに当たります。
MacPro
Mac mini
iMac
MacMiniを購入する際、気をつけるポイントは本体と電源ケーブルのみなので別でモニター、キーボード、マウスやトラックパッドを購入しなければなりません。逆に言えば、それぞれ好きなものをカスタマイズできることが大きなメリットになります。
MacProの場合はキーボードとマウスが同封されているので、モニターを別で購入しないとなりません。
iMacはキーボードもマウスも同封されており、モニター一体型なので購入後すぐに使えます。
・ノート型
ノート型は一番身近なもので、打ち合わせなどで持ち運びたい方におすすめのPCです。
本体、モニター、キーボード、トラックパッドが一体になっているので便利です。モニターサイズが現状13~16インチと小さいので作業するのには少しやり辛い部分もありますが、外部モニターと接続することもできます。
Macで言うと、MacbookPro,MacbookAirがそれに該当します。
MacBookPro
それぞれ自分の用途に合わせて購入しましょう!
CPUについて
ここからはいよいよ中身の話になります。
まず、このCPUは購入後にグレードをあげることができない部分になるので購入時に一番気をつけなければなりません。
難しい部分ですが、簡単に解説していきます。
CPUとはPCの”処理を考える部分”になります。人間で言うところの脳ですね!
CPUで確認すべきは”クロック数”、”コア数”の2点です。
・クロック数
一つのコアの処理速度になります。単位はHzで、数字が大きいほど早くなります。
基準としては2.4GHz以上が好ましいです。
・コア数
簡単に言うと脳の数になります。コアが多ければ多いほど処理速度は上がるのでスムーズに作業ができます。
基準としては最低でもクアッドコア(コア4つ)で6コアあれば大丈夫でしょう。
それぞれ基準として書きましたが、クロック数が低くてもコア数が多けれは処理速度は上がるので、実際にはそこまでクロック数を気にしなくても大丈夫ですが一応覚えておきましょう。
GPUについて
基本的には、CPUで判断できますが、GPUというものもあります。これはグラフィックスプロセッシングユニットの略で、表記はCPUと同じでコア数等で表されます。主に3DCGやPCゲームをする方には必要となる部分です。
このGPUは基本的な作業には働かず、グラフィック系の仕事のみに使われる部分である為、PhotoshopやIllustratorでも必要になる部分でもあります。
可能な場合は上げておきましょう。
メモリについて
メモリとは、PC内の一時的な作業スペースです。メモリ数も処理スピードに大きく影響し、どんなに高性能なCPUを使っていてもメモリ数が少なければ意味がありません。
単位はGBで、大きいとその分処理速度が上がります。
また、メモリは基本的に2枚1セットとなり、その2枚の合計数がメモリの容量となります。例えば、メモリ4GBの場合は2GBのメモリが2枚入っています。
購入の基準としては、最低でも16GB(8×2)以上は必要です。PCによって上限もありますが、必ず確認しましょう。
また、以前のIntelのMacはこのメモリ数は購入後でも変更ができましたが、最近のM1チップMacでは購入後のメモリ変更はできないので気をつけましょう!
ストレージについて
ストレージはPC全体の容量になります。部屋やビル全体を想像するとわかりやすいかと思います。
全体の容量となるので、基本的には1TB程度が好ましいです。
このストレージはメモリと同様に処理速度にも少し影響し、PCに入っているストレージの少なくとも3分の1程度は空けておくと速度が落ちずに作業ができます。
足りない場合は外部ストレージ(外付けハードディスク)などを使いましょう!
ストレージにはHDDとSSDの2種類があり、MacではSSDが搭載されています。
ここではそれぞれの簡単な特徴をみていきましょう。
・SSD
・処理スピードが高速
・外的衝撃に強い
・物理的に小さく軽い
・金額が高い
・HDD
・外的衝撃に弱い
・SSDより大きく重い
・金額が安い
このようにそれぞれの用途に合わせて使用しましょう!
見るところがこんなにあるんだ!
大事な買い物だからね!最適なものを選んで快適な作業を目指そう!
まとめ
Mac購入は…
- 据え置き型は要注意!
- メモリは大きく!
- ストレージは1TBがおすすめ!