＜登場人物＞

この記事では、ネットワーク回線の紹介と解説をしていきます！

目次

無線LAN？有線LAN？

Wi-fiについて

有線について

家にネットを繋げる

まとめ

無線LAN？有線LAN？

ネットワーク回線には無線LANと有線LANの２種類があります。

無線LANとは、機器に物理的に繋げずに電波で繋げる方法で、Wi-fiがこちらにあたります。
有線LANとは、機器に物理的に繋げる方法です。

※LANとはLocal Area Network（ローカルエリアネットワーク）の略で家内や社内などの一定の限定されたエリアで接続できるネットワークのことです。

ここからはそれぞれの特徴を紹介していきます！

Wi-fiについて

Wi-Fi(無線LAN)は、無線ルータから電波を飛ばしそれぞれの機器に接続します。ケーブルで物理的に接続せずにネットに接続できるので使い勝手良く、気軽にネットが使えます。
ただし、Wi-Fiを使うにあたり許可(パスワードor認証)が必要になるので使用する際は確認しましょう。

Wi-Fiには主に2.4GHzと5GHzの２種類が使われます。

2.4GHz

壁や天井など障害物の影響を受けにくい特徴があります。そのため、電子レンジやBluetooth、コードレス電話など多くの機器で使われていますが、それぞれの機器が多いと電波の干渉が生じ、通信の停滞や遅延が発生します。

５GHz

無線LAN専用の周波数帯です。2.4GHzのように電子レンジやコードレス電話の電波と干渉することがないので比較的快適に通信できます。ただし、壁や天井などの障害物から影響を受けやすいという弱点もああるので、障害物が多い環境では2.4GHzの方がスムーズに通信できるでしょう。
使用する環境に合わせてどちらか選びましょう！

有線について

有線LANとは、ルータから物理的にケーブルで機器へ接続します。Wi-Fiでは電波で接続しているので通信が不安定なのに対しケーブルで接続しているので通信は安定しています。
またWi-Fiに比べ高速通信である場合が多いです。

何より上記の通信安定性が、有線LANの最大のメリットです。

家にネットを繋げる

家にネットを繋ぐ方法は、光回線やケーブルテレビ回線を使用するCATV回線など含まれるブロードバンド回線や簡易Wi-Fiルータがあります。それぞれの特徴を確認しましょう。

ブロードバンド回線
インターネットを契約したプロバイダから有線ケーブルで家のルータまでを繋げて使用する方法になります。
基本的には有線LANとなりますが、近年ではルータの種類により有線LANと無線LANの両方使えます。

光回線

現ブロードバンド回線で主流の回線です。フレッツ光やNURO光などが有名で、光ケーブルを使い安定した高速通信が得意な回線です。
光ケーブルを使用するのでお住まいによっては工事が必要になにます。事前に管理会社などに確認しておくと安心です。

ケーブルテレビ回線

CATV回線とも呼ばれ、ケーブルテレビ回線を利用する回線です。J-COMが有名でケーブルテレビを既に利用している方は軽作業で使用できます。光回線ほど高速ではないですが安定した通信が可能です。

簡易Wi-Fiルータ
機器が無線でプロバイダと繋がっており、工事不要ですぐに使えるWi-Fiルータです。
簡易Wi-Fiルータには２種類あり、ポケットWi-Fiなどの小型でバッテリー内蔵型のモバイルWi-Fiルータと、コンセントで電源を取る置き型のホームWi-Fiルータです。

基本的な機能は同じですが、カフェなどで作業をする方などの持ち運びを目的とする場合はモバイルWi-Fiルータを選びましょう。逆にIOT家電などと連携している場合などはホームWi-Fiルータ、またはブロードバンド回線での利用にしましょう。

ただし簡易Wi-Fiルータは、機器自体が電波を受信してネットに接続しているので、鉄筋コンクリートに囲まれた場所では通信は不安定になり、山奥などの電波の届かない場所では使用できません。レンタルもできるので検討している方は事前に調べておくと安心です！

まとめ

最後に、Wi-Fi接続にはパスワードの認証が必要なので、確認は忘れずに！基本的にルータに書いてありますが、不安な場合はメモしておきましょう！
ネットワーク回線選びは…

家で安定した通信と高速データ通信をPCで使用したい方は、ブロードバンド回線の有線

家で安定した通信と様々な機器でWi-Fiの使用をしたい方は、ブロードバンド回線のWi-Fi

屋外も含め生活圏内で場所を問わずネット通信をしたい方は、モバイルWi-Fiルータ