＜登場人物＞
ロキ
デザイナーを目指す未来からきた女の子。人々にドキドキを届ける一人前のクリエイターになるためにスキルアップの真っ最中。
ボロちゃん
ひょんなことからロキにデザインを教えることになった渋谷に生息するドブねずみクリエイター。ペディグリーチャムが大好物♡
カメラの設定でRAWって言うのがあるんだけど一体なんなの？
RAW画像はとても便利なものなんだ!今回はRAWについて解説するよ！
この記事では、RAW画像について解説していきます！
- 目次
- RAW画像とは？
- RAW現像について
- RAW現像ソフト
- まとめ
RAWとは？
デジタル一眼レフカメラにはjpeg記録やtiff記録などが選択できますが、RAW記録ができるものが数多くあります。
カメラの記録設定をRAWにしてみましょう！
RAW画像とは直訳すると「生」の画像です。
フィルム写真でいうところの現像前のフィルムにあたり、現像でいろいろな色味や明るさ、コントラストに変えることができます。
RAWの拡張子は様々あり、使用カメラによって違います。例えば、CANON製のカメラのCR2、NIKON製のカメラのNEF、SONYのαシリーズのARWなどがあります。
拡張子は違いますが、RAW画像ですので基本的には変わりません。
RAW画像の最大のメリットは情報量の多さにあります。
例えば、jpegで撮影した画像は白飛びや黒潰れしてしまった場合はどうすることもできません。しかし、RAW画像の場合は情報を多く持っているので、白飛びや黒潰れを後から編集して、なかったことにできます。
編集でどのくらい直せるかは、カメラの性能によって変わります。
また、jpeg画像などをレタッチした場合、明るさやコントラストを少し変えるだけでも画像にノイズが出たり色がおかしくなったりと劣化してしまします。
しかし、RAW画像はRAW現像ソフトを使用することで劣化のない加工が可能になります。
デメリットとしては、情報量が多いことで一枚あたりのデータが重くなると言うことです。
カメラによって変わりますが、jpegの約3倍〜6倍にもなります。カメラを使用する際はSDカードなどの容量は気を付けましょう。
また、RAWデータはWEBや一般的な画像系アプリケーションの互換性はなく、RAW現像ソフトを使用して別の画像(拡張子)に変える必要があります。
RAW現像について
先ほども言いましたが、RAW画像には現像ソフトの使用が必須となります。
この現像ソフトには様々な編集が可能です。明るさやコントラストなど基本的な機能に加え、変形や簡単なごみ消しなどができるものもあります。もちろん、この現像ソフト内での加工による画像の劣化はありません。
しかし、画像の劣化はありませんがやりすぎには気を付けましょう。画像の劣化と写真の良し悪しは別物です。
RAW現像ソフト
現像ソフトは、様々あります。
ここでは代表的な現像ソフトを紹介します。
1.Camera Raw(AdobeBridge)
Adobeが提供している現像ソフト。単体では購入はできませんがPhotoshopを購入すると使用できます。
特徴としては、比較的使いやすく簡単に使用できます。
また、ゴミ消しなどのレタッチ機能なども使用できます。
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2.Adobe Lightroom
こちらもAdobeが提供している現像ソフトです。単体購入が可能ですが、Photoshopの購入も検討している場合はフォトプランにも含まれています。
Lightroomは多くのフォトグラファーも使用しており、現状一番メジャーな現像ソフトです。
また、ゴミ消しなどのレタッチ機能なども使用できます。
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3.Capture one
古くから使用されている現像ソフトで、現在も多くのフォトグラファーに使用されています。
もともと主にスタジオで使用されていたことからカメラと繋いで使用するテザー撮影に向いているソフトでもあります。
使い勝手がよくデータの管理も楽に行えます。
パッケージ版はなく、Adobeと同様にサブスクリプションで2000~3000円/月程度とAdobeに比べると機能が多い分、少し高いです。
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4.Luminar4
Skylumが提供する現像ソフトです。2021現在LuminarAIに変わっています。
Luminar4の最大の魅力はなんといってもAIによる自動補正です。
自動的に空や人物を読み取り補正をかけてくれます。もちろん手動での調整も可能です。
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5.SILKYPIX
SILKYPIXは市川ソフトラボラトリーが提供する国産の現像ソフトです。
他の現像ソフト同様に基本的には優秀なソフトの上、国産と言うこともありとても使いやすい現像ソフトになります。
また、合成機能などもあります。
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ここからは番外編となります。
互換性は低いですが見ていきましょう。
6.Digital Photo Professional(DPP)
Canonが提供している現像ソフトです。
Canonのカメラを購入すると無料で使用でき、カメラやレンズに合わせた補正に特化しています。
7.Capture NX-D
Nikonが提供している現像ソフトです。
Nikonのカメラを購入すると無料で使用でき、カメラやレンズに合わせた補正に特化しています。
多少のゴミ消しなども可能です。
RAWで撮ることで手間は増えるけどさらに綺麗な画像にできるんだね！
撮影が一番大事!でもさらに美しくする為にはRAWは必須なんだよね！
まとめ
RAW画像は…
- 大量の情報を持っている！
- 現像ソフトを使って劣化なく編集！
- 現像ソフトはカメラや使用アプリケーションを踏まえて決めよう！
