<登場人物>
ロキ
デザイナーを目指す未来からきた女の子。人々にドキドキを届ける一人前のクリエイターになるためにスキルアップの真っ最中。
ボロちゃん
ひょんなことからロキにデザインを教えることになった渋谷に生息するドブねずみクリエイター。ペディグリーチャムが大好物♡
うう、画像に直接ブラシで描いたら消せなくなっちゃった。。消えるけど、画像も消える。。
ああぁ..ごめんごめん。。さっそく[レイヤー]についてレッスンしよう。
この記事では、Photoshop(フォトショップ)の基本、レイヤーについて説明していきます。
使用バージョン
Adobe Photoshop 2020
- 目次
- レイヤーの基本
- レイヤーの表示・非表示
- レイヤーグループ
- 調整レイヤーの種類
- まとめ
レイヤーの基本
Photoshopを使う上でレイヤーを理解しコントロールすることでよりPhotoshopでの作業を楽に行うことができます。
この画像から見ていきましょう!
レイヤーとは、透明なシートを想像してください。そのシートはブラシツールなどで直接塗ることができたりできます。
レイヤーはレイヤーパネルに表示されているこちらです。
レイヤーパネルの表示方法は[ウインドウ]の中からレイヤーにチェックを入れるとワークスペースに表示されます。
この画像は6個のレイヤーからできています。
わかりやすくすると以下のように重なっていると想像してください!
この機能をどのような場合で使うのか?例えば、背景レイヤーに直接ブラシツールなどで色をつけてしまうと、再度修正したりする場合に今までの作業をキャンセルしなくてはなりません。この時、別の作業を同時にしていた場合も全てキャンセルになります。逆にレイヤーを分けていると該当するレイヤーを消すだけで別の作業には影響せずに無かったことにできます。
背景レイヤーで直接作業しない方がいいんだね!
うん!作業によってレイヤーを分けることはクセにしよう!
背景レイヤーには直接作業はせずに、作業に応じてレイヤーを分けることで作業効率が上がります。
レイヤーを増やす場合、新規レイヤーの作り方はレイヤーパネル下のプラスボタンをクリックするか、ショートカットキー(⌘+shift+N)で作れます。
またレイヤーを消したい場合は、消したいレイヤーを選択してキーボードのdeleteを押すか、レイヤーをレイヤーパネル下のゴミ箱マークでドラック&ドロップすると消えます。
POINT
レイヤーとは階層になっていて、順番を意識する!
レイヤーの表示・非表示
レイヤーは基本的に表示状態になっています。しかし作業中にビフォーアフターを見比べたい場合、一時的に非表示にすることができます。
画像の表示状態時はレイヤーの左側の目のマークが出ています。逆に目のマークが消えている場合は該当するレイヤーは非表示状態となります。表示・非表示の切り替えはマークの場所をクリックで替わります。
POINT
ビフォーアフターは表示・非表示で確認しよう!
グループレイヤー
グループレイヤーとは、複数のレイヤーをまとめることができます。さらにこのグループレイヤーは表示・非表示や今後解説する予定のマスクや不透明度などの効果も使うことができます。
では、使い方を解説しましょう!
まず、グループにまとめたいレイヤーを選択します。選択方法は⌘を押しながらクリックすると同時に複数選択できます。
次に、選択した状態でレイヤーパネル下のフォルダマークをクリックするとグループレイヤーが表示され、そのグループレイヤーの中に選択したレイヤーが含まれている状態になります。
グループレイヤーってそんなに使うの?
合成のような複雑なレタッチになるとレイヤーがわかりづらくなるからね!混乱しない為にも覚えておこう!
POINT
グループレイヤーは複数をまとめて一つのレイヤーとして扱える!
調整レイヤー
レイヤーには調整レイヤーと呼ばれるものがあります。
基本的にはレイヤーは透明なシートのイメージと言いましたが、調整レイヤーとはそれぞれ特殊な能力を持っているシートのイメージです。
ここではそれぞれを詳しくやりませんが、場所だけ確認しておきましょう!
調整レイヤーを出す場合は二通りあります。
一つ目は、[レイヤー]>[新規調整レイヤー]で使いたい調整レイヤーを出します。
二つ目は、レイヤーパネルの下の丸が分かれているアイコンをクリックすると出てきます。
調整レイヤーはよく使うね!
うん!色や明るさを変えたりと色々特徴があるから、表現の幅が広がるんだ!
色々あるから難しそうだなー
大丈夫!一つずつ覚えていこう!それに今後解説するレイヤーマスクと組み合わせると凄い楽しいよ!
まとめ
Photoshop(フォトショップ)のレイヤーは…
- レイヤーは階層になっている
- グループでまとめることができる
- 調整レイヤーはそれぞれ特徴を持っている